RoHS対応品
「Comm Assist-io」は、ネットワーク環境へ種々の端末装置の接点信号を取り込むことができます。この接点情報をネットワーク上のパソコンから監視することが可能となり、装置状態の異常時に適切な処置を素早く実施する事が可能となります。
※ACアダプタ変更にともない、筐体が変更されました。
詳細は、 筐体変更のお知らせ(424KBytes)をご覧ください。
■接点入力4点、接点出力4点をご希望の顧客様がご利用している商品
⇒Comm Assist-i4o4
■入出力接点各2点以下をご希望の顧客様がご利用している商品
⇒E-Compact
■監視制御接点数が多い顧客様がご利用している商品
■監視制御部分が分離して距離が長い場合に顧客様がご利用している商品
⇒Link-ind System
■製品特徴
1.接点入出力
コネクタ形式はD-sub37ピンメスコネクタを持ち、接点入力8点、接点出力8点が接続できます。
2.TCP/IPプロトコル
汎用プロトコルであるTCP/IPを用いて通信を行うため、拡張性に優れています。
3. 簡単初期設定
初期設定はEthernetから行うことができます。Windows標準装備のTelnetを用いてメニュー形式による対話型で設定を行うことができます。また、IPアドレス設定用ツールを標準添付しています。
4.クライアント/サーバ機能
イベントが発生した場合にComm Assist-ioがクライアントとなりイベントを通知することが可能です。また、サーバとなり、Ethernet上のホストからの接続を受けることも可能です。
5.通信電文
Comm Assist-io独自の電文フォーマットにより、接点入力情報の取得や接点出力制御を行います。また、接点出力制御時はComm Assist-ioが接点出力制御後、応答電文を返送しますのでこの電文を受信することで、出力確認を行うことができます。
6.SNMP対応
ネットワーク管理の標準プロトコルであるSNMPに対応していますので、市場にリリースされているネットワーク管理アプリケーションソフトを利用することが可能となります。
・ SNMP v1、MIB2に対応。(ただし、EGPグループを除く)
・ コミュニティ名によるアクセス制限が可能。
・ 発生トラップを3ヶ所までのSNMPマネージャに送信可能。
・ 企業拡張MIBにおいてデジタル入力の状態を取得したり、デジタル出力の制御を行うことが可能。
・ 企業拡張MIBはmibファイルとして提供。(ダウンロードページ参照)
7.Eメール送信
接点入力変化をEメールによって最大5ヵ所まで送信できます。
■製品概要
●本体
電源 |
ACアダプタ標準添付(AC100V) |
外形寸法(mm) |
114(W)×110(H)×40(D) |
重量 |
500g |
表示装置 |
動作状況表示用LED×2 |
インターフェース |
Ethernet:10Base-T/100Base-TX×1
接点:D-Sub37ピンメス×1 |
環境条件 |
動作温度-10℃〜50℃
動作湿度30〜80%(結露しないこと) |
●接点入出力
入力 |
8点(無電圧接点):無電圧a接点またはオープンコレクタまたはオフ時電圧5〜24V |
出力 |
8点:フォトMOSによる絶縁出力 |
●通信プロトコル
物理層 |
Ethernet Ver2.0(IEEE802.3準拠) |
データリンク層 |
ARP |
ネットワーク層 |
IP、ICMP |
トランスポート層 |
TCP、UDP(初期設定用) |
アプリケーション層 |
Socket、Telnet、SNMP、SMTP、POP3(認証用) |
以下のファイルをダウンロードするには、ダウンロード認証フォームへの回答が必要です。
【ダウンロード認証の流れ】
- サムネイル画像をクリックすると認証フォーム(ダウンロード認証画面)が表示されます。
- 認証フォームで、質問への回答とお客様情報を入力してください。必要事項入力後、「確認画面へ進む」ボタンをクリックします。
- 入力内容に間違いがなければ「送信する」をクリックしてください。ご入力内容の確認画面に進み、5秒後にファイルのダウンロードが開始されます。
- ダウンロードが始まらない場合、「次へ」をクリックしてください。
- 複数のファイルをダウンロードする場合、ブラウザを閉じなければ、2つ目以降のファイルは、認証フォームに回答せずにダウンロード出来ます。
●カタログ
4版(2,925KBytes)
●取扱説明書
13版(1,404KBytes)
●マイナーチェンジ機の
相違について
1版(296KBytes)
●IPアドレス設定ユーティリティ
バージョン1.01(77Bytes)
●接点簡易サーバ
サンプルプログラム
バージョン2.43(126Bytes)
接点簡易サーバサンプルプログラムの実行ファイルと取扱説明書です。
●接点簡易サーバ(ソース)
バージョン2.43(1,018Bytes)
このプログラムおよびソースは、Visual Basic 2005を使用してソケット通信を行うためのプログラム開発用サンプルプログラムです。
●ソケット通信
サンプルプログラム
バージョン1.20(69Bytes)
このプログラムおよびソースは、Visual Basic 6.0を使用してソケット通信を行うためのプログラム開発用サンプルプログラムです。
●SNMPサンプルプログラム
バージョン1.00(131Bytes)
このプログラムおよびソースは、Visual C++ 6.0を使用してComm Assist-ioとSNMP通信を行うためのプログラム開発用サンプルプログラムです。
●企業拡張MIB
バージョン1.01(653Bytes)
※カタログ・取扱説明書はPDF形式です。ご覧いただくにはAdobe社のAcrobat Reader 4.0以上が必要です。
※各圧縮ファイルはZip形式にて圧縮しています。別途解凍ソフトが必要です。
Ver.2.19
2010. 10. 18
■不具合修正
・複数の接点入力を使用している場合、接点イベント情報の順番が逆になる可能性が稀にある不具合を修正。
Ver.2.18
2007. 08. 28
■トラフィック耐性強化
(1)高トラフィックでウォッチドッグによるリスタート処理に入らないように改善。
(2)LANコントローラ初期化方法の改善。
Ver.2.17
2007. 01. 12
■機能追加
(1)接点入力変化状態をメール送信する機能の追加。
※各圧縮ファイルはZip形式にて圧縮しています。別途解凍ソフトが必要です。
Comm Assist-io全般について
Comm Assist-ioとはどのような製品ですか?
接点入力や接点出力を行う装置をEthernet上から監視できるように通信変換を行う装置です。
IPアドレスの設定は、IPアドレス設定用ユーティリティをご提供しています。また、設定するパソコンのアドレス変換テーブル(ARPテーブル)を設定することでも行えます。その他の項目は、Telnetにより接続して設定できます。
ゲートウェイアドレスとサブネットマスクを設定できますので、大規模なネットワークでもご利用いただけます。
設定値は不揮発RAMに書き込まれます。よって、Comm Assist-ioの電源を落としても設定値が消えることはありません。
本体仕様について
Ethernetは10Base-Tと100Base-TXに対応できますか?
電源アダプタ(AC100V)を標準添付しています。
本体をコンパクト化するため、D-Sub37ピンを使用しています。
無電圧a接点、またはオープンコレクタ、またはオフ時電圧5〜24Vとなります。
最大定格は、DC100VおよびAC100V、許容電流100mA以下です。
接点入出力機器からComm Assist-ioへの電源供給は可能ですか?
Comm Assist-ioから接続する接点入出力機器への電源供給は可能ですか?
接点入出力コネクタの19番ピンからDC5V、150mAの電源出力が可能です。
電源投入時、接点出力の状態はどのような状態になりますか?
Comm Assist-ioが再起動した場合(Telnetにて設定値を変更した場合など)、接点出力の状態はどのような状態になりますか?
ファームウェアのバージョンがVer2.14以前の場合は、再起動前の状態が保持されます。Ver2.15以降の場合は、すべてOFF状態になります。
Comm Assist-ioの接点出力の状態を確認することはできますか?
ファームウェアのバージョンがVer2.13以前の場合は、確認できません。Ver2.14以降の場合は、ソケット通信のデータ形式によるデジタル出力状態要求にて確認できます。
例えば、IN1A(9番ピン)とIN1B(27番ピン)を使用する場合、IN1B(27番ピン)とGND(37番ピン)を必ず接続してください。 他のピンを使用する場合も同様に、IN*B(*は1〜8)とGND(37番ピン)を必ず接続してください。
※マイナーチェンジ以降の機種では接続する必要はありません。
通信仕様について
Ethernet上で通信プロトコルは何を使用しますか?
独自の通信データフォーマットにより、接点入力の通知や接点出力の制御などそれぞれの要件に従ったフォーマットにより通信します。
TCP/IPのソケットを利用したソフトを作成していただく必要があります。通信するデータフォーマットは取扱説明書に記載しております。
Comm Assist-ioはサーバ、クライアントどちらの動作をしますか?
パソコンなどからの接続によるサーバ動作、接点入力変化時に接続を行うクライアント動作の両方を行うことができます。
複数のパソコンから接続できます。ただし、次の制約があります。
・ シングルセッションのため1台のパソコンから接続中のとき、他のパソコンからは接続できません。
・ クライアントとして接続中のとき、パソコンなどから接続できません。
クライアントとして動作するとき、コネクションの確立はいつ行いますか?
接点入力変化が発生したとき、コネクションが確立されていなければ、登録されたサーバIPアドレスに向けて接続を行います。また、コネクション確立中でなければ、いつでもパソコンなどからの接続を受け付けることができます。
クライアントとして動作するとき、コネクションの切断はいつ行いますか?
接点入力変化通知に対する応答確認を受信した時点で、コネクション切断処理を行います。
サーバとして動作するとき、Comm Assist-ioから切断することはありますか?
基本的には、接続したパソコンなどからの切断要求を待って切断します。ただし、デッドジョブタイマーが設定されている場合は、無通信タイムアウトの処理により切断する場合があります。
接点出力を行った後に、確認データを返送します。このデータの受信により、出力が正常終了したことの確認を行うことができます。
メール送信について
メールタイトルには、Comm Assist-ioに設定された端末名称が表示され、メール本文には端末名称、接点情報(名称固定)が表示されます。文頭に★が付いている項目が発生した事象です。
できません。接点が変化したとき、設定した送信先すべてに同じ内容のメールを送信します。
トラブル・その他について
接続中のパソコンの電源が落ちたとき、次の接続は行えますか?
このような状態が発生する可能性のあるシステムでは、デッドジョブタイムアウトの設定を行ってください。この機能は、設定した時間通信がなければ、接続中のコネクションを切断する機能です。
Pingを利用して接続確認を行うことができますか?
可能です。Comm Assist-ioはPingに対応しています。
可能です。指定のデータフォーマットによるデータ送受信となります。
ディップスイッチの操作により、工場出荷値の設定に戻すことができます。その後、再度設定を行ってください。ルータを越えない環境であれば、IPアドレス設定ツールにComm Assist-ioの裏面に貼付されている製造番号からIPアドレスを参照することができます。ただし、参照できるIPアドレスには制限があります。
設定できません。接続を行うソフトから、接点出力ON/OFFの制御を行っていただく必要があります。
パソコンなどとTCPコネクション状態のとき、NET LED、MON LEDが2個とも緑点灯します。未接続状態では、MON LEDは消灯しています。
可能です。通信するポートと設定内容確認のためのTelnetポートは別のポート番号で同時に接続できるように処理しています。
価格・購入について
弊社製品はすべてオープン価格になっております。弊社営業部までお問い合わせください。
弊社ではロット数によるお値引きをしております。詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。
地域により異なりますが、標準仕様品はご注文をいただいてから通常2〜3日でお届けできます。
ご購入価格が\10,000以上(税別)の場合は無料です。\10,000未満(税別)の場合は恐れ入りますが\1,000いただいております。
サポート・修理について
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ご購入先の販売店、もしくは直接弊社営業部までご連絡ください。通常はセンドバック方式にて対応させていただいております。(ご購入後:1年間無料保証)
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